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このサイトは日本国家資格の「危険物取扱者」の受験対策について記載されています。資格試験の出題箇所について独自の分析により、必要最小限の内容となっております。

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消防法上の危険物

消防法で定められている危険物についての基本的な「分類」「区分」「指定数量」について学習します。分類についてはすでに学習済みですので、このページで最も重要なのは「指定数量」ということになります。指定数量に関する問題はほぼ出題されますので、確実に記憶するようにしましょう。

消防法上の分類

消防法上の危険物は固体又は液体で気体は含まない。つまり、プロパンガスや都市ガス等は含まないということになります。
それではすでに学習した内容ですが、類別について復習です。

第1類

酸化性固体

 

第2類

可燃性固体:
硫化リン、赤リン、硫黄、鉄粉、マグネシウムなど

 

第3類

自然発火性・禁水性物質:
カリウム、ナトリウム、黄リンなど

 

第4類

引火性液体:乙種4類の区分です。

 

第5類

自己反応性物質

 

第6類

酸化性液体:
過塩素酸、過酸化水素、硝酸など


危険等級

各類の物質は、さらに危険性の程度に応じて危険等級Ⅰ~Ⅲに区分されています。
ここでは第4類に関係のあるものだけを学習します。

第4類の危険等級

Ⅰ等級:特殊引火物

Ⅱ等級:第1石油類、アルコール類

Ⅲ等級:それ以外

※ ここは試験に出題がほとんどされませんので詳細は忘れてもOK。
    ただし、危険等級Ⅰ~Ⅲという区分があることだけは忘れないでください。


第4類-指定数量

指定数量とは、危険性を勘案して政令で定める数量と規定されています。つまり、基準となる値です。この数値を境に、申請や届出などが変わります。また、この数値の何倍までしか取り扱うことが出来ないと言う様に定められていますので、基準となる大切な数値です。

指定数量表

暗記の仕方はまず、特殊から動植物油までの並びを覚える(上から下)

指定数量は特殊が50L、動植物が10,000Lも簡単に覚えられる。

良く出題されるのは第1,第2,第3石油類なので、200L、1,000L、2,000Lの順に覚える。

水溶性は全て2倍の数量となることも覚える。

また、第2類と第3類を除いた部分を語呂合わせで覚えれば簡単。
「ごっつ良い嫁、路頭に迷う」
  5 2 4 4、6 10

 

指定数量の倍数の計算

同一の場所で一つの危険物を貯蔵、又は取り扱う場合の倍数の計算方法です。

貯蔵量(対象危険物)÷指定数量(対象危険物)

異なる2つ以上の危険物の倍数の計算

同一の場所で二つ以上の危険物を貯蔵、又は取り扱う場合の倍数の計算方法です。

(貯蔵量÷指定数量)+(貯蔵量÷指定数量)

※ たとえばAとBとCという危険物があったとします。
   そのようなときは、Aの数量をAの指定数量で割り算(これを“除する”と表現するときがあります)をし、同じ
   ようにBとCを計算します。それらで得られた数値をすべて足し算(これを“和する”とひょうげんするときが
   あります)して得られた数値が複数危険物を同一の場所で貯蔵、または取り扱う場合の倍数となります。

 

例題

  1. 同一の貯蔵所において軽油を3,000L貯蔵している場合、指定数量の何倍であるか計算せよ。
  2. メチルアルコール800L、ガソリン1,000L、軽油4,000Lを  それぞれ貯蔵している場合。

※ 答はページ下にあります。

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まとめ

 

練習問題の回答

  1. 11

指定数量計算例