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動植物油類

動植物油類 (指定数量10000㍑)

動植物油類とは動物の脂肉等や植物から抽出したモノで、1気圧において引火点が250℃未満のものを指す。

動植物油類に分類される主なモノ

  • 椿油(つばきあぶら) ・・・一部地方ではカタシ油
  • オリーブ油
  • 蓖麻子油(ひましあぶら) ・・・「ひましゆ」でもかまいません。
  • 胡麻油(ごまあぶら)
  • 菜種油(なたねゆ) ・・・「なたねあぶら」でもかまいません。
  • 綿実油(めんじつゆ)
  • 椰子油(やしゆ)・・・「パーム油」とも言います。世界で最も生産されている植物油です。
  • 亜麻仁油(あまにゆ)
  • 桐油(きりゆ)

 

形状

一般的に純粋なものは無色であるが、製品により違いがある。

 

性質

  • 水よりも軽い。
  • 水に溶けない。
  • 空気と接触すると酸化する。
  • 蒸発しづらい。
  • 不飽和酸を多く含み、不飽和酸の含有が多いほどヨウ素価が大きい。

 

危険性

  • 布などに染みこんだものは、酸化反応により発熱し、蓄熱されると自然発火に至る恐れがある
    (一般に乾きやすい油が自然発火に至りやすく、それをヨウ素のグラム数で表したのがヨウ素価です)

動植物油のヨウ素価

 

火災予防

  • 火気を遠ざける。
  • 冷暗所に貯蔵する。
  • 布などに染みこんだものは適切に処理する。

 

消火方法

窒息消火が効果的であり、「泡」「二酸化炭素」「粉末」「ハロゲン化物」いずれも有効である。

 

試験出題頻度

乙四 試験出題率

 →  →

まとめ

 

余談:

不飽和酸が体に悪いという話を聞いたことがありますか?
植物や魚に多く含まれる不飽和酸は、活性酸素と反応して脂肪酸酸化物という不安定な物質を生じます。これらが細胞に対して悪さをすることが知られており、発癌の一要因ではないかと言われています。ただし、ビタミンEとビタミンCを取ることによって、それらの連鎖反応を阻止することが出来ます。日本人の食事と言うことで考えると、昔は魚が多かったと思いますが、食後に緑茶などを飲むというのは非常に理にかなった行動だったわけです。
そう考えると、下手に不飽和酸を含む油を摂取するよりも、飽和酸である牛肉の脂などの方がよほど体によいと考えることが出来ますが、これはこれでコルステロールの過剰摂取になりますので、何事もバランスが大切です。