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第三石油類　クレオソート油

第三石油類　

第三石油類とは1気圧において引火点が70℃以上200℃未満のものをいう。

非水溶性液体　（指定数量2000㍑）

クレオソート油

形状

黄色又は暗緑色の液体。

特異臭。

性質

比重：1.0以上　沸点：200℃　引火点：73.9℃以上　発火点：336.1℃以上

燃焼範囲：データがありません。

蒸気比重：データがありません。

一般的に水よりわずかに重い。
水には溶けない。
ベンゼン、アルコールに溶ける。

危険性

加熱しない限り引火する危険性はないが、霧状となって空気と混合したものは引火点以下であっても引火の危険性がある。
燃焼温度が高いため消火が困難。
蒸気は有毒。

火災予防

火気を遠ざける。
冷暗所に貯蔵する。

消火方法

窒息消火が効果的であり、「泡」｢二酸化炭素｣｢粉末｣｢ハロゲン化物｣いずれも有効である。

試験出題頻度

乙4類　猫でもできるホームページ → 理論･知識TOPページ　→ 危険物分類TOPページ　→ クレオソート油

まとめ

第三種石油類は、引火点が70℃以上200℃未満のものをいう。
第三石油類非水溶性液体の指定数量は2000㍑。
第三石油類にクレオソート油が属していることだけ覚えておいてください。

余談：

クレオソート油とは、コールタールを蒸留(じょうりゅう)して生成される物質です。木材の防腐剤として使用されたり、カーボンブラックの原料とされています。（カーボンブラックに関して知りたい人は、自分で調べてね）