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危険物取扱者に必要な消火設備の知識 第5種消火設備

第5種消火設備

主に小規模火災や初期消火の為の消火設備です。
この5つが試験問題の選択肢などに出てきますので、しっかりと覚えましょう。

消火用バケツ 【消火用バケツ】

バケツが消火設備として規定されています。

(水バケツ及び消火専用バケツの容量は、10L以下で、かつ、容易に変形しないもの)

 

小型消火器【小型消火器】

一般的に消火と言ったら消火器であり、イメージがしやすいものです。

二酸化炭素消火器この小さな写真の消火器は二酸化炭素消火器です。形状はさほど違いはありません。
違いと言えば、噴射口がテーパーして広がっているところです。

 

 

乾燥砂【乾燥砂】

乾燥砂は、基本的に塩分が含まれていない山砂です。

 

膨張ひる石【膨張ひる石】

バーミキュライトと呼ばれるもので、園芸用の土壌剤としても販売されています。

ひる石と呼ばれる鉱石を800℃で熱し、膨張させたものが膨張ひる石です。

これにも規定があり、次の様に記載されています。
(膨張ひる石は、日本工業規格(工業標準化法(昭和24年法律第185号)第17条第1項の日本工業規格をい
う。以下「JIS」という)A5009に、膨張真珠岩(真珠岩を材料としたものに限る)は、JIS A5007にそ
れぞれ適合するものであること。)

 

膨張真珠岩【膨張真珠岩】

パーライトと呼ばれるもので、ガラス質の火山岩です。

大昔は、公共の灰皿に敷き詰められていたりしましたが、今では見ることがありません。

 

これらが簡易消火用具と呼ばれる第5種消火設備です。

消火器の対応マーク

消火器には白、黄色、青色のマークが付いており、適応火災が示されています。

消火器マーク 

大抵は、3色ともマークされております。普通火災はA、油火災はB、電気火災はCと区分されています。

※ この色分けは試験に出ますので、必ず覚えましょう。

 

消火剤の主成分

これを覚えるのは結構骨が折れるんですよねぇ。出題率はそこそことしかいいようがありません。いつも出題されるわけではありませんし・・・。

出題される消火剤だけ覚えてしまいましょう!

粉末ABCすべてに使用出来るリン酸アンモニウム

   →BCに使用出来る炭酸水素カリウム又は炭酸水素カリウム尿素
                :炭酸水素ナトリウム

水・強化液→Aにしか対応していません:水・炭酸カリウム・炭酸水素ナトリウム

泡→ABにしか対応していません:消火剤を覚える必要はありません。

 

※ 電気火災に対応出来るのはハロゲン粉末しかありません。
   すべてに対応出来るリン酸アンモニウムを覚えておきましょう。

ちなみに、二酸化炭素だとかハロゲンでも普通火災を消火することはできるのですが、空気中の酸素濃度を低下させるほどの効果は薄いのです。まぁ、普通の火災には水をぶっかける方が手っ取り早いということですね。空間を閉鎖するのであれば二酸化炭素やハロゲンは絶大な効果を発揮します。(第5類の危険物を除く)

 

第4類危険物で、耐アルコール泡消火剤(水溶性液体用泡消火薬剤)を使用しなければならない物質

物質ごとの学習で学ぶことですが、この部分だけはよく出題されるので一覧にしておきました。

類区分 溶性 物質名
特殊引火物 ジルチルエーテル
アセトアルデヒド
酸化プロピオン
第1石油類 非水溶性 メチルエチルケトン
水溶性 アセトン
水溶性 ピリジン
アルコール類(アルコール類は4物質全てです) メチルアルコール
エチルアルコール
ノルマルプロピルアルコール
イソプロピルアルコール
第2石油類 水溶性 酢酸
水溶性 プロピオン酸
水溶性 アクリル酸

※ 第2石油類のノルマルブチルアルコールは、アルコールには分類されず、非水溶性とされています。
   また、耐アルコール消火剤を用いなくても消火できるとされています。
   他にも水溶性液体はあり、一般的には耐アルコール泡消火剤を用いることが適当とされている物質もある
   のですが、安全協会の資料に基づいて作成しました。

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まとめ