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危険物取扱者に必要な燃焼理論 物質の混合による危険性

物質の混合による危険性

2種以上の物質が混合することにより、発火又は爆発の危険が高まります。

  1. 酸化性物質と還元性物質との混合
  2. 酸化性塩類と強酸との混合
  3. 物質同士の混合により化学反応を起こし、爆発性物質が生ずる混合

上記のような混合を混合危険と言います。

それぞれについて説明してゆきます。

 

酸化性物質と還元性物質との混合

酸化性物質としては第1類と第6類、還元性物質としては第2類と第4類の危険物があります。これらを混合することにより発熱し、発火や爆発の危険が大変高くなります。

酸化と還元は同時に起こる反応ですが、互いの反応が同時に起こり発熱量が多くなる為に反応が急激に加速されます。そのため、酸化性物質と還元性物質とを混合する必要があるときには、小量を細心の注意で混合させることが必要です。

例:

  • 塩素酸カリウム+赤リン
  • 発煙硝酸+アニリン

※ 物質の組み合わせについては試験になりづらいので特に学ぶ必要はありません。

 

酸化性塩類と強酸との混合

塩素酸塩類、過塩素酸塩類、過マンガン酸塩類などは硫酸や硝酸などの強酸と混合すると不安定な遊離酸を生じ、可燃物が接触すると発火させ、それ自体も分解を起こして爆発する危険性が非常に高くなります。

通常、アルカリ性の物質と酸性の物質を混合させると、中和反応として塩が形成されるが、塩を形成しないイオン化していない酸が生じ、この酸のことを遊離酸と呼んでいます。

例:

  • 塩素酸カリウム+硫酸→塩素酸→二酸化塩素
  • 過マンガン酸カリウム+硫酸→過マンガン酸→七酸化マンガン

※ 物質の組み合わせについては試験になりづらいので特に学ぶ必要はありません。

 

物質同士の混合により化学反応を起こし、爆発性物質が生ずる混合

むやみに爆発物の製造がされないように爆発性物質を生ずる反応は、記述が少ないです。

以下に挙げる例で、決して爆発物を製造しないようにしてください。(恐らく製造過程で爆発します)

  • アンモニア+塩素→塩化窒素
  • アンモニア+塩素酸カリウム→塩素酸アンモニウム
  • アンモニア+ヨードチンキ→ヨウ化窒素

※ 物質の組み合わせについては試験になりづらいので特に学ぶ必要はありません。

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まとめ