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危険物取扱者に必要な消火設備の知識 消火器の研究

棒状及び噴霧状の水を放射する消火器

酸・アルカリ消火器

消火薬剤

炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)と硫酸(H2SO4)からなりますと記載している参考書がありますが、これはあくまで加圧する為の薬剤であり、消火剤ではありません。ちなみに炭酸水素ナトリウムというのは重曹のことです。

消火剤の成分は水であり、水消火器とほぼ同様のものです。もしかした強化液などを充填しているものもあったかもしれませんが、炭酸水素ナトリウムと、硫酸は消火剤ではありません。ちなみに、消火剤に対して炭酸水素ナトリウムは粉末状態で6%程度、硫酸は1%程度が使用されています。
Yahoo!知恵袋でこの消火器の薬剤を聞いているものがあり、それに対して甲種危険物取扱者受験者が回答しているものがありましたが、加圧薬剤しか答えておらず誤回答でした。さすが、Yahoo!知恵遅れですね。

※ ただし、現在は製造(1972年製造停止)と販売はされておりません。
したがって、現在使用されることがない消火器です。試験には出ません。

これは、コストがかかる割に一般の火災にしか適応しない消火器なので、自然と淘汰されました。また、硫酸といった危険物を製造時に扱わなければならないことと、使用時に遊離した硫酸が腐食を起こすなどの問題点もあったためです。

 

性能

普通火災電気火災電気火災に使用するものは霧状放射のみ

使用温度範囲:0℃~40℃

構造

酸アルカリ消火器の構造

 →  →

この消火器はいまだに参考書に載っていたりするんですが、すでにこの世に存在しない消火器なのになぜ掲載するのか理解しかねます。
しかも、製造販売が行われていないことすら記載していない参考書が多いです。

だから、酸アルカリ消火器のことはきれいさっぱり忘れましょう!