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危険物取扱者に必要な消火設備の知識 消火器の研究

粉末を放射する消火器

粉末(ABC)消火器・・・・・・普通火災、油火災、電気火災

粉末(Na)消火器・・・・・・・・油火災、電気火災

粉末(K)(Ku)消火器・・・・油火災、電気火災

 

粉末(Na)消火器 (粉末(BC)消火器と呼ばれることもあります)

消火薬剤

炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を主成分とした消火薬剤です。

微粉末で白色です。

普通火災に対しては適応性はなく、抑制作用と窒息作用により油火災と電気火災に適応しています。

粉末が火炎に触れると熱分解して二酸化炭素を発生させます。

性能

油火災電気火災

使用温度範囲:-30℃~40℃

構造

蓄圧式とガス加圧式があります。

蓄圧式は粉末と高圧ガスが充填されています。

ガス加圧式は、液化炭酸ガス・窒素ガス等が充填されたガスボンベが管内に取り付けられています。

 →  →

適用のない普通火災に適用してみましたが、小火程度なら問題なく消火できてしまうんですよ。
(粉末放射の勢いで消えている様な気もします)
消防法で定められた消火能力は満たさないのかもしれませんが、消火の4要素のうち2つは満たしますので普通火災に対しても、まぁ効果はあります。