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このサイトは日本国家資格の「危険物取扱者」の受験対策について記載されています。資格試験の出題箇所について独自の分析により、必要最小限の内容となっております。
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以前の猫危では「酸化と還元」についてさらっと説明しましたが、もう少し詳しく説明を致します。
乙第4類の危険物に関して言えば、酸化というのは燃焼と言うことに等しく、その危険性について正しい理解が必要と考えたからです。
物質が酸素と化合すること、又は電子を失うことが酸化といい、物質が酸素を失うこと、又は電子を受け取ることを還元と言います。
また、水素化合物が水素を失うことも酸化と言い、物質が水素と化合することも還元と言います。
通常、酸化と還元は一つの反応で同時に起こります。
※ 酸化と還元の定義は必ず覚えてください。
例1:
炭が燃焼し二酸化炭素になる。炭素は酸素と結びつくので酸化です。
酸化と還元は必ず対で起こる反応です。したがって、酸素は還元反応ということになります。
例2:
酸化鉄が一酸化炭素で還元されて鉄になる。
当然、一酸化炭素が二酸化炭素になる反応は酸化反応と言うことになります。
例3:
硫化水素が塩素で酸化されて硫黄が生ずる。当然、塩素が塩酸になる反応は還元反応と言うことになります。
※ 酸化と還元は必ず同時に起こる反応であることを覚えましょう。(一般的にはその認識で十分です)
酸化と還元については理解できたと思います。
その酸化還元反応がおきているとき、反応相手の物質を酸化させる働きをする物質を酸化剤と言い、還元させる働きをする物質を還元剤と言います。
酸化剤は、相手の物質を酸化すると同時に自体は還元されます。
還元剤は、相手の物質を還元すると同時に自体は酸化されます。
酸化剤になりやすい物質を次に挙げておきます。
還元剤になりやすい物質を次に挙げておきます。
第4類の危険物としては酸素との酸化、つまり燃焼が主に分かっていればよいのですが、有機化合物と混合させると発火したり有毒ガスが発生したりする物質もあります。そういったことも理解していないと危険物取扱者としては失格ですので、基礎的な知識は頭に入れておいてください。